独特な情緒を感じるトルコの民族音楽

トルコの文化として特筆すべき事項に、「民族音楽」が挙げられます。
特にトルコ音楽はさまざまな民族が往来してきたアナトリア半島の歴史を色濃く反映した多様性を持ち、中央アジアやモンゴル、朝鮮や日本の民謡などに共通項が多いのだそう。
実は近年まで楽譜がなく、吟遊詩人によって伝えられてきたと言われています。
主に短い旋律を大人数で歌う”クルク・ハヴァ”とこぶしを効かせて長く伸ばす”ウズン・ハヴァ”という2種類にわけられているとのことです。
また、使用されている伝統楽器には、以下のようなものがあります。
・タンブール・・・弦楽器で、見た目はギターのようですがネックが長く、また弦が5本です。
・ケメンチェ・・・擦絃楽器で、弓で弦をこすって音を出します。構造としてはヴァイオリンと同じです。
・カーヌーン・・・撥弦楽器で、弦を弾いて音を出します。日本の琴に外観が似ています。
・ネイ・・・葦という植物を使った笛で、日本の尺八と比べられることが多いです。
・デフ・・・タンバリンのような太鼓です。ただし、タンバリンのようにシンバルがついていません。
トルコの音楽は、大きく分けて4種類があります。
・古典
・軍隊
・宗教
・民族、民謡
それぞれで使われる楽器の種類が異なるのですが、特に古典と民族民謡では大きく異なることが特徴と言えるでしょう。